弊社PTCヒーター製品の特長
- 当社製低抵抗PTCサーミスタを発熱体として使用。抵抗値が低いため、発熱量が大きく、高出力
- 特殊電極構造採用により、高効率な発熱が可能
- 半田を使用しない給電構造のため、高信頼性設計
温風ヒーター
省エネ・省スペース・安全なヒーター
熱伝達方法
内蔵されたPTC素子が放熱フィンを加熱して、空気を温めます。
カスタマイズ
空気を温めるフィンの大きさや温度など、また抵抗値や電源電圧はカスタマイズ可能です
使用例
ドライヤーやファンヒーター用に空気を通すことにより、大出力が取り出せるとともに高温度の温風を供給することができます。風量が変わってもPTCの自己温度調整機能によりオーバーヒートすることはありません。
温風ヒーターのサンプル
流体加熱ヒーター
熱伝達方法
内蔵されたPTC素子が金属管を加熱して、管内の流体を温めます。
使用例
ブローバイガス還元装置(CCVシステム)用ヒーターとして、使用されています。建機(重機)や耕運機・芝刈機、乗用車、ディーゼル/ガソリンエンジンなどでご利用いただけます。
平面ヒーター
特殊な電極構造で効率よく発熱するPTCを内蔵した定温パネルヒーターです。
熱応答がよく、信頼性が高いなど、数多くの特徴を備えています。
カスタマイズ
温めるものに応じて大きさや温度などカスタマイズ可能です。
使用例
電子ジャー・乾燥機・複写機など
凍結防止ヒーター/解氷ヒーター
自由度の高い形状で凍結防止/解氷に利用可能
寒冷地などでの凍結防止や凍ってしまった場合の解氷ヒーターとして利用可能で、飛行機の部品であるピトー管(右図)の凍結防止にはPTCヒーターが用いられています。近年はドローンのプロペラ部分の凍結防止にも活用されています。
マキシマムテクノロジーの低抵抗PTCを用いたヒーターは省エネ・省スペースを実現し、お客様のニーズに合せた設計が可能です。
車載カメラ用防曇・解氷ヒーター
ADAS(先進運転支援システム)からAD(自動運転)への進化と共に更に重要性が高まる車載カメラをサポートする車載用ヒーター
昨今、発売される自動車には複数のADASが搭載されています。
そのシステムを支えるのが車両周辺の状況を把握するために搭載されたカメラ等のセンサーです。
ADASからADに進化するにつれてその数量は増加傾向にあります。
ある調査によると車載カメラの搭載数はADAS領域では6~8個からAD領域では16個~20個になると見込まれています。
そのカメラが例えば氷点下の環境下でも正常に作動することが重要です。当社のヒーターは短時間に融雪、解氷することで車外カメラの作動をサポートします。
防曇・解氷ヒーターの構造・仕組み、特長
- 基本的な構造はPTCヒーターの熱を放熱板を通してレンズを均一に温めます。
- PTCヒーターは鏡胴内外に収めるなどお客様のご要望に沿って設計します。
- 放熱板はプレス品なので円の寸法精度が高く組立が容易になります。
- 材料がセラミックなので発火しない、温度制御のためのコントローラが不要などの特長があります。
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